【都市対抗予選】ミキハウスが移籍1年目・島沢良拓が初戦サヨナラ突破弾「予想以上の働き」監督

ミキハウス対日本生命 ホームインして吼えるミキハウス・島沢と迎えるミキハウスナイン(撮影・林亮佑)

<都市対抗野球近畿地区第2次予選:ミキハウス6-3日本生命>◇24日◇準々決勝◇大阪シティ信用金庫スタジアム

ミキハウス(八尾市)が5番島沢良拓(よしひろ)外野手(24=共栄大)のサヨナラ3ランで初戦を突破した。

転籍1年目の島沢が試合を決めた。3-3の9回裏1死一、二塁。1ボールからの直球をフルスイングすると、引っ張った打球は高い放物線を描いた。風にも乗って右翼スタンドへと入った。

「頭を越えてくれたなと思って、入ったので良かった。テンションが上がりまくっている。最高ですね」

人生初のサヨナラ打が本塁打。本塁付近では仲間に出迎えられて大きな声で喜びを表現。試合後にも興奮冷めやらぬ表情だった。

今年1月にハナマウイから移籍。「もっと高いレベルでやりたい」とミキハウスの練習に参加し、移籍が認められた。ハナマウイ時代は平日は仕事があり練習は土日の週2日。それがミキハウスへ移籍後は平日の午後から練習が可能に。「野球ができる喜びを感じている」と充実した日々を送る。

陣田匡人監督(44)も島沢の獲得に「パンチ力があるのが補強ポイントで、それに一致した」と振り返る。期待通りの働きではあったが、「最後はまさかのまさかだった。島沢は気持ちの強いやつ。何かしてくれるというのはあったが、予想以上のことをしてくれた」と新たなチームメートに驚きの表情だった。

劇的な展開で初戦を突破。島沢は「大事な一戦だったので、そこで打てて良かった。長打力はアピールポイント。自分の良さを出しながら、打力でチームに貢献したい」と気合十分。3年連続の都市対抗出場へ1歩前進した。