【都市対抗予選】日本一の18年以降5年連続出場の大阪ガスが敗れて第3代表決定トーナメントへ

三菱重工West対大阪ガス 試合に敗れて肩を落としながら引き揚げる大阪ガスナイン(撮影・林亮佑)

<都市対抗野球近畿地区第2次予選:三菱重工West4-0大阪ガス>◇25日◇準々決勝◇大阪シティ信用金庫スタジアム

都市対抗を18年に制して、5年連続で出場している大阪ガスが(大阪市)が三菱重工West(神戸市・高砂市)に敗れて、第3代表決定トーナメントに回ることになった。

今月1日のJABA京都大会決勝でも完封負けを食らった相手右腕の鷲尾に苦戦。わずか4安打に抑えられ、再びの完封負けとなった。先発の秋山遼太郎投手(26=福岡大)は5回1失点と粘ったが、2番手以降も相手打線を止められず。先頭打者の出塁を6度許すなど、流れをつかめなかった。

前田孝介監督(53)は「打てなかったのに尽きる。京都大会のリベンジができなかった。流れがつかめないままだった」と振り返った。これで、第3代表決定トーナメントに回ることになった。都市対抗では18年に日本一になって以降、5年連続で出場中。前田監督は次戦に向けて「やるしかない。負けた後にどう切り替えて次の試合に勝ちきるか。しっかり準備してやるしかない」と前を向いた。