今秋ドラフト候補の慶大・広瀬隆太が先制弾 歴代7位タイとなる通算18号 チームは春3位締め

慶大対早大 4回表慶大無死、先制ソロ本塁打を放つ慶大・広瀬(撮影・狩俣裕三)

<東京6大学野球:慶大1-0早大>◇第8週最終日◇30日◇神宮

慶大の今秋ドラフト候補、広瀬隆太内野手(4年=慶応)が通算18号となる先制ソロを放った。

0-0で迎えた4回、先頭で、早大・加藤孝太郎投手(4年=下妻一)の2球目を完璧にとらえて今春5号となる左越えソロを放った。笑顔でチームメートとハイタッチをかわした。

通算18号は、本塁打数で史上7位タイ。元中日の谷沢健一氏(早大)、元ヤクルトの広沢克己氏(明大)と、プロでも強打者として活躍した偉大な先輩たちに並んだ。

試合は、先発の外丸東真投手(2年=前橋育英)が初完封を挙げ、広瀬のソロを守りきった。

慶大は勝ち点を3に伸ばして、3位で春季リーグを終えた。早大は4位となった。