駒大が逆転負けで最下位、入れ替え戦へ 2打席連続本塁打も空砲の岩本皓多「いつも逆転」と反省

中大対駒大 2回裏駒大1死、岩本は右越えに本塁打を放つ(撮影・柴田隆二)

<東都大学野球:中大5-3駒大>◇第2週最終日◇30日◇UDトラックス上尾スタジアム

第2週最終日の未消化試合が行われ、駒大は中大に敗れて最下位が決まり、入れ替え戦に回ることになった。

2回、主将の岩本皓多捕手(4年=関西)の右越えソロ本塁打で先制。4回には1死二塁から、再び岩本が2打席連続となる右越え2ラン本塁打を放ち、3ー0とリードした。

しかし、中継ぎ投手陣が踏ん張りきれなかった。先発の松村青投手(3年=向上)も6回を5安打2失点と試合が作ったが、中継ぎ陣が中大打線につかまり、逆転を許した。岩本は「いつも逆転というか…終盤の勝負どころで失点して逆転されている試合が増えている」と反省を口にし、「入れ替え戦に向け、そこを徹底して練習していく」と力を込めた。

今季は4勝10敗で勝ち点をあげることができなかった。大倉孝一監督(60)は「取れる試合が取れていない。それが結果、こういうことになっていく。技術、力がないので落としている。そこを上げていくしかない」と総括。6月23日と24日に、神宮で2部優勝の東洋大と入れ替え戦を戦う。「1つずつ積み重ねるしかない」と、前を向いた。