【オリックス】中嶋監督、復帰山本由伸の快投喜ぶ「非常に心配したけど、いつもの感じ」広島に快勝

オリックス対広島 8回を無失点に抑える力投を見せたオリックス山本は中嶋監督とタッチを交わす(撮影・和賀正仁)

<日本生命セ・パ交流戦:オリックス4-0広島>◇30日◇京セラドーム大阪

オリックス中嶋聡監督(53)は復帰したエース山本由伸投手(24)の快投を喜んだ。8回無失点の山本は102球と余力をもって降板した。

「久々の登板で非常に心配しましたけど、本当にいい投球をしたと思います。ブルペンではあまり良くないという報告でしたが、いざ始まっていたら力も抜けていたし、いつもの感じでしたね。どのくらいまで投げられるかなと思ったんですけど。いいペース配分だったと思います」

打線は5回に頓宮裕真捕手(26)杉本裕太郎外野手(32)の連打で好機を作り、大瀬良大地投手(31)の暴投で先制。すかさず茶野篤政外野手(23)の左犠飛で2点目を奪った。山本の降板が決まっていた8回には中川圭太内野手(27)の右中間への二塁打で大きな2点を追加した。

同監督は「大瀬良投手もいい投球をしていましたし、どうにか先制点がほしいところでした。茶野もよく打ちました。よく取ったと思いますけどね」と、打線の頑張りもたたえた。