立大・吉野蓮が“二刀流”でフレッシュトーナメント出場 黒星発進に「自分の責任」と反省

法大対立大 「6番・指名打者」でスタメン出場した立大・吉野(撮影・保坂恭子)

<東京6大学野球春季フレッシュトーナメント:法大4-2立大>◇Bブロック◇31日◇神宮

立大の吉野蓮投手(2年=仙台育英)が投打の“二刀流”で出場した。

「6番・指名打者」としてスタメン出場。3打数無安打、1四球だった。

指名打者を解除し、8回のマウンドに3番手として登板。2イニングを投げて被安打1の2三振、2四球で1失点。「打撃でも投球でも、チームに勢いをつける姿を見せられなかったので、反省です」と話した。

今春リーグ戦では、中継ぎとして9試合に出場し経験を積んだ。フレッシュトーナメントに臨むチームの主将も務めており「自分の責任です」。

指名打者でスタメン出場するのは、大学では初。高校では内野手との二刀流で主軸を打ち、高校通算11本塁打を放っている。二刀流へ挑戦する気持ちは今もあり「6大学という最高峰の舞台で二刀流をしたい。でも、覚悟をしないといけないと思っています」と意気込んだ。