明治安田生命4年ぶり7度目の都市対抗出場!初の第1代表獲得に涙

JR東日本対明治安田生命 第1代表に決まり、選手たちから胴上げされる明治安田生命・岡村監督(撮影・保坂恭子)

<都市対抗野球東京都2次予選:明治安田生命8-2JR東日本>◇31日◇第1代表決定戦◇神宮

明治安田生命が4年ぶり7度目の本大会出場を決めた。初の第1代表をつかみ、試合後に涙した岡村憲二監督(49)は「野球の神様が見ていてくれたんだなと思います」と喜んだ。

先発の竹田和真投手(26=早大)は序盤に援護をもらい、5回4安打無失点にまとめた。5投手の継投で勝利し、岡村監督は「守りを徹底してやろうと言ってきて、それがぶれずにできた。選手が本当によくやってくれました」とウイニングボールを手にした。

打線が序盤からつながり、2回までに5点をリード。4回2死満塁では、泉沢涼太外野手(29=中大)がこの日2本目の二塁打を放った。泉沢は3打数2安打5打点をマーク。「(予選の)1、2戦目があんまりよくなくて迷惑をかけていたので、取り返したかった。チームの雰囲気がよくて、流れに乗れました」と話した。

昨年まで2年連続で第4代表決定戦で敗れ、悔しい思いをしてきた。今年から主将を務める森龍馬外野手(28=法大)は「心が折れそうな時もあったんですけど、みんなで前を向いて乗り越えてきてよかった」と喜びをかみしめた。