【阪神】48日ぶりスタメン渡辺諒が先制打「一番パ・リーグ知っとる」岡田監督が起用経緯明かす

西武対阪神 2回表阪神無死一、二塁、渡辺諒は先制左適時打を放つ(撮影・滝沢徹郎)

<日本生命セ・パ交流戦:西武4-2阪神>◇1日◇ベルーナドーム

阪神渡辺諒内野手が「6番DH」で48日ぶりにスタメン出場し、岡田監督の期待に応えた。

第1打席からチャンスが回った。両軍無得点の2回無死一、二塁。西武先発宮川の初球、129キロカーブをはじき返した。打球は三塁手マキノンのグラブの下を通過。先制の左前適時打となった。「前のシェルドンとか大山さんもカーブが多かった。来るだろうなと思って打席に向かってたので、いい形になって良かった」。ベンチでの観察が生きた。

岡田監督は「まあ一番パ・リーグ知っとる。最初からなあ、この3連戦1回ぐらいいこうと思とったよ」と起用の経緯を明かし、「いい仕事してるやんか、なあ」と目を細めた。

プロ1年目で初安打を放ったのは西武ドーム(現ベルーナドーム)。思い出深い敵地で、またも結果を残した。

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