【侍ジャパン】新監督選定メドは8月末も「ずれ込んでも、早くなってもいい」NPB井原局長

退任会見の最後にTBS近藤夏子アナウンサー(左)から花束を受け取り、記念撮影をする侍ジャパン栗山監督(撮影・狩俣裕三)

3月のWBCで世界一に輝いた侍ジャパンの栗山英樹監督(62)が2日、都内で退任会見を開いた。

侍ジャパン強化委員会は、次期監督の選定を進める。いつまでに決めるか、メドを問われた委員長の日本野球機構(NPB)・井原敦事務局長は「特別のメドはないが、11月に大会がある。そこから逆算すると、8月末ぐらいには体制をつくらないといけないのかなと思っている。多少ずれ込んでもいいし、早くなってもいい」と答えた。

11月に東京ドームで開催される「第2回アジアプロ野球チャンピオンシップ」が、新監督の初陣となる。

新監督に求めるポイントについては「いくつも要件があって、ただ、全部備えている方はなかなかいらっしゃらない。いくつもある要件の中で複数備えている方、1つだけ備えている方というのを、それぞれ比較判断して、どなたにお願いするかを決めていきます」とした。