【日本ハム】マルティネスが4回同点打&5回7号2ラン「最高の結果が出て良かったです」

巨人対日本ハム 5回表日本ハム2死一塁、左越え2点本塁打を放つマルティネス(撮影・鈴木みどり)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人2-8日本ハム>◇2日◇東京ドーム

日本ハムの「グワチョ」ことマルティネスが攻守でチームを引っ張った。1点を追う4回無死二塁で左越え同点適時二塁打。カウント3ボールから、迷わずストライクを取りに来た直球を一振りで仕留めた。「相手ピッチャーを打って、何とか点を取りたいという一心でした」。鈴木とバッテリーを組み、3回に先制点を奪われたが、直後に自身が打って追いつき、その後の勝ち越し劇につなげた。

5回には2死二塁で左翼へ7号2ランを運んだ。「万波がセカンドに盗塁してスイッチが入りました! 最高の結果が出て良かったです」と、コメントも絶好調。この打席も万波が二盗を決めた4球目まではスイングせず、5球目のカットボールを一振りで仕留めた「グワチョ」。この愛称は、スペイン語で“優れたカウボーイ”を意味するという。ちなみに2回の打席も初球を左前打。鈴木を好リードしながら、百発百中のスイングでチームを盛り上げた。