【ヤクルト】序盤から打線爆発 青木宣親の先制弾など3回までに先発野手全員安打、9安打で8点

ヤクルト対楽天 1回裏ヤクルト1死一塁、先制の左越え2点本塁打を放ち、笑顔で生還する青木(右)(撮影・鈴木みどり)

<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト-楽天>◇3日◇神宮

前戦で12連敗から脱したヤクルト打線が「連敗トンネル」がウソのように序盤から爆発した。

初回は1死一塁から青木宣親外野手(41)が、カウント2-2で楽天早川の147キロ直球を捉え、左翼席へ1号2ランを放ち先制した。「追い込まれていたが、しっかりと押し込むことができた。先制することができて良かった」と語った。

2回は中村、オスナ、長岡の3連打で1点を追加後、1死二、三塁で1番山田哲人内野手(30)がカウント1-1から、早川の134キロチェンジアップを左翼席に運び7号3ラン。「少しタイミングをずらされましたが、うまくバットにのせることが出来た。追加点が取れて良かった」とキャプテンのバットでペースを握った。

3回には村上、サンタナ、オスナの単打などで2点を追加し、この回までにスタメン野手が全員安打となる9安打を放ち8点を奪った。