【データ】巨人丸佳浩が延長10回に代打満塁弾、2球団で放ったのは江藤智以来23年ぶり6人目

オリックス対巨人 10回表巨人2死満塁、中越え満塁本塁打を放つ丸(撮影・和賀正仁)

<日本生命セ・パ交流戦:オリックス0-6巨人>◇8日◇京セラドーム大阪

巨人丸佳浩外野手(34)が代打で値千金のグランドスラムを放った。両軍無得点の延長10回2死満塁、オリックス本田のスライダーを捉えた。弾丸ライナーでバックスクリーンにたたき込む6号満塁ホームラン。14打席ぶりの安打で一挙4点を挙げた。

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▼丸が延長10回に代打満塁本塁打。丸の満塁本塁打は通算5本目だが、広島時代の13年5月12日中日戦でも代打で記録。2球団で代打満塁本塁打を打ったのは吉田勝(62年東映、67年巨人)正垣(73年阪急、77年広島)江島(70年中日、82年ロッテ)山本功(78年巨人、87年ロッテ)江藤(90年広島、00年巨人)に次いで6人目だ。また、延長イニングで代打満塁本塁打は19年5月29日高山(阪神)以来13人目。巨人では60年8月21日国松が国鉄戦の10回、98年7月29日石井がヤクルト戦の10回に記録して以来3人目。

▼巨人は延長10回にウォーカーも2ランを放って一挙6点。巨人が延長イニングに6点は53年8月12日洋松戦の11回、79年7月15日中日戦の11回に記録して以来3度目のタイ記録。

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