日本生命が逆転負け、ルーキー石伊雄太「次で決めます」都市対抗出場 第4代表決定戦に切り替え

都市対抗近畿地区二次予選 三菱重工West対日本生命 日本生命の先発、吉高壮投手(24=日体大)が初回を3者凡退に抑える(撮影・中島麗)=2023年6月9日、わかさスタジアム京都

<都市対抗野球近畿地区第2次予選:三菱重工West7-4日本生命>◇第3代表決定戦◇9日◇わかさスタジアム京都

都市対抗野球の近畿地区2次予選は9日、わかさスタジアム京都で第3代表決定戦が行われ、三菱重工West(神戸市・高砂市)が日本生命(大阪市)を7-4で下し、第94回都市対抗野球大会に3年連続39度目の出場を決めた。

2点を追う7回、拾尾昌哉捕手(21=奈良大付)の適時二塁打で1点差に迫り、なお1死満塁から笹治健汰外野手(26=大商大)が中越えの逆転適時二塁打を放った。敗れた日本生命は11日の第4代表決定戦にまわる。

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日本生命は11安打を放つも、本戦切符とはならなかった。8番の石伊雄太捕手(22=近大)は同点の6回に投前犠打で敵失を呼び、いったんは勝ち越した。2安打も放ち、投手陣をリードしたルーキーは「1球で仕留める力が相手の方が上だった。打たれ始めてから丁寧に投げさせられなかった」と反省も「次で決めます」と、パナソニックとの第4代表決定戦へ気持ちを切り替えた。