【楽天】浅村栄斗が決勝打「長打よりもヒットを打ちたいと思って打席に入った」3連勝に貢献

楽天対中日 3回裏楽天2死一三塁、中前先制打を放つ浅村(撮影・河田真司)

<日本生命セ・パ交流戦:楽天1-0中日>◇10日◇楽天モバイルパーク

楽天浅村栄斗内野手(32)が乗ってきた。

中日戦の3回2死一、三塁。フルカウントから松葉の内角131キロカットボールを中前に落とした。先制適時打が決勝点となり、3連勝に貢献。「どうしても1点ほしい場面だった。長打よりもヒットを打ちたいと思って打席に入った。結果的にヒットになって良かった」と喜んだ。

この日は2安打1打点で、前日9日は猛打賞。「無理に長打が打ちたいとか、そういう欲は今の段階では捨てて、状況に応じて。狙うところは狙う。軽打するところは軽打した。ここ2試合は考えてできている」とうなずいた。今季は開幕直後から不振に苦しんでいたが、直近10試合で打率3割2分4厘、2本塁打、7打点と、力強い打撃が戻ってきた。「ずっと良くなかったので、なんとかしないといけないと思っていた。徐々にですけど、良くなっている、また明日から」。チーム浮上へ向け、バットで引っ張っていく。【湯本勝大】

▽楽天石井監督(今季2度目の3連勝に)「1歩1歩。小さく前に進んで、結果が大きくなるようにチーム一丸となって頑張っていきたいと思います」

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