【ソフトバンク】藤井皓哉、シーズン前半戦の復帰は絶望的 左内腹斜筋の肉離れで3回緊急降板

ソフトバンク対巨人 先発・藤井(撮影・梅根麻紀)

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク2-4巨人>◇11日◇ペイペイドーム

ソフトバンクは11日、巨人戦で緊急降板した藤井皓哉投手(26)が福岡市内の病院で左内腹斜筋の肉離れと診断され、競技復帰まで4~5週間を要すると発表した。前半戦での戦列復帰は絶望的で、13日からリハビリ組に合流する。

藤井は3回1死一塁で坂本と対戦時に痛みを感じたという。四球を与えたが、後続を空振り三振、左飛でピンチをしのいだ。この回限り、53球で降板となり、4回からは尾形が2番手で登板した。

チーム最多タイ5勝のローテーション投手が離脱となり、斎藤学投手コーチは「非常に苦しい台所事情です。シーズン前半での復帰は無理かと思う。(代役)候補でジュニア(スチュワート)が入る可能性はありますし、リリーフでやりくりするか。いろいろ選択肢を考えながらやっていく」と語った。

藤井は開幕から先発ローテを守って9試合に登板し、5勝3敗、防御率2・35と安定していた。

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