【阪神】江越大賀に負けじと渡辺諒も古巣に恩返し!新庄監督の言葉を胸に連敗ストップの決勝打

日本ハム対阪神 ヒーローインタビューを終えスタンドにあいさつする渡辺諒(撮影・加藤哉)

<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム0-1阪神>◇11日◇エスコンフィールド

阪神渡辺諒内野手が古巣相手に決勝打を放った。「6番三塁」で今季5度目の先発出場。2回1死三塁、日本ハム北山の直球を中前にはじき返した。「せっかく北海道まで阪神ファンの方が見に来てくれたので、3連敗はできないと思いましたし、いい形で先制点を取れたのはよかった」。この試合唯一の得点をたたき出し、連敗ストップに貢献した。

昨オフに交換トレードで日本ハムから加入。その相手となった江越が1、2戦で活躍。渡辺諒も古巣への恩返しというトレンドに乗った。9日初戦の試合前には新庄監督と再会。「積極的にいくことが重要だから」と声をかけられた。「ファイターズ時代から言われているようにね」と心に刻んだ。2回の打席は1ストライクからの2球目。得意の直球を見逃さなかった。「帰ってから気を引き締めてやっていけたら」。数少ないチャンスを生かし、レギュラー陣に刺激を与えた。

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