<日本生命セ・パ交流戦:巨人-西武>◇13日◇東京ドーム
西武が巨人に敗れ、リーグ単独最下位となった。この日で59試合を終え、24勝34敗1分け。リーグ最下位も2桁借金も、21年10月30日以来となる。
この日は4回まで毎回安打を放つも、いずれも得点に結びつかず。先発の松本航投手(26)が3回に3連打で先制され、4回には丸にソロ本塁打を浴びた。5回にはスクイズで加点された。
就任1年目の松井稼頭央監督(47)が率いる今季は、高橋光成投手(26)平良海馬投手(23)ら先発投手陣を軸とする守りの野球が期待された。先発陣は59試合で35度のクオリティースタート(6回以上、自責3以内)を達成し、これはリーグトップの数字になる。しかしチームは24勝にとどまっている。
「3番捕手」を務めることも多かった森友哉捕手(27)が昨オフ、FA宣言しオリックスへ移籍した。それもあって野手陣は春季キャンプイン時点で一塁の山川穂高内野手(31)、遊撃の源田壮亮内野手(30)、二塁の外崎修汰内野手(30)の3人以外はレギュラーが白紙でのスタート。若手や新戦力の台頭が求められていた。
そんな中、源田はWBCでの骨折のため1軍合流が5月下旬に。一方で同じくWBCメンバーの山川は自身の不祥事のため、5月12日に登録抹消されて以降は2、3軍でも試合出場がない。長谷川信哉内野手(21)ら若手の奮闘はあるものの、1点を取りに行く上での経験はまだ不足。8本塁打の中村剛也内野手(39)は右脇腹の張りで登録抹消中で、主軸を務めるデビット・マキノン内野手(28)にも波がある。ひと振りで試合を決められる山川の戦線離脱が、シーズンの構想を大きく狂わせているのが実情だ。【金子真仁】