<都市対抗野球近畿地区第2次予選:日本製鉄広畑3-6日本生命>◇第5代表決定戦◇13日◇わかさスタジアム京都
日本生命(大阪市)は日本製鉄広畑(姫路市)を6-3で下し、3年ぶり62回目の本大会出場を決めた。
第94回都市対抗野球大会(7月14日開幕、東京ドーム)に出場する全32チーム中、最後の出場権獲得となった。
9日の第3代表決定戦、12日のパナソニック(門真市)との第4代表決定戦と連敗し、崖っぷちでの一戦。1点を追う8回、2死一、三塁から、4番の皆川仁主将(29=立正大)の右中間への適時二塁打で追いつき、押し出し四球で勝ち越し。さらに7番山田健太内野手(22=立大)の左前適時打で2点を追加して振り切った。
ルーキーの山田は2次予選の7試合すべてで安打を記録。大一番の打席について「勝負どころで1本打てたのは1つ自信にしたい」と振り返った。活躍の裏にはOBで、今年から特別コーチを務める福留孝介氏(46=元中日、阪神など)の指導がある。はじめは「テレビの人だ。すごいな」と驚いたが、福留氏から声をかけられることも多く、打撃や走塁、守備など全般を学んだ。「親身になって長い時間をかけて教えてくださるので、福留さんの期待に応えたいというのは選手全員が思っている」と、レジェンドの教えを力に変えた。
高校時代は大阪桐蔭で甲子園春夏連覇を達成し、立大に進むも、昨年のドラフト会議では指名漏れを経験。苦しい戦いの中でも、新天地で活躍を続ける22歳は「日本生命に入ってよかった。呼んでいただいたので、少しでも勝利に貢献するプレーがこれからもできたらいいな」と本戦での恩返しも思い描く。
これで本大会に出場する全32チームが決定。近畿からは日本生命のほか、NTT西日本(大阪市)、ミキハウス(八尾市)、三菱重工West(神戸市・高砂市)、パナソニック(門真市)が出場する。