森祇晶氏「おやじ的な存在。感謝しかありません」西武監督時代のコーチ杉下茂さん悼む

西武時代の杉下茂さん

「フォークボールの神様」と呼ばれた元中日投手の杉下茂(すぎした・しげる)さんが間質性肺炎のため、今月12日、午後10時18分に東京都内の病院で死去していたことが16日、分かった。球団が発表した。97歳。通夜、葬儀は家族、葬儀は家族葬で執り行われた。50年から6年連続20勝を記録するなど通算215勝をマークした大投手で、引退後は中日、阪神の監督、巨人、西武投手コーチなどを歴任した。

元西武監督の森祇晶氏(86=日刊スポーツ評論家)は「杉下さんにはリーグ5連覇した最後の2年間(93、94年)、投手コーチをしていただいた。投手陣の育成はもとより、森(繁和)投手コーチを育て、サポートしていただき、チーム全体も束ねてもらいました。選手とは年齢差もありましたが、温厚な性格で若手に寄り添い、おやじ的な存在でした。私自身、現役時代も対戦しましたが、それ以上にコーチとして西武に来ていただいたことが、私自身の野球人生の中でも素晴らしいつながりが持てた方でした。感謝しかありません」と悼んだ。