<日本生命セ・パ交流戦:阪神4-1ソフトバンク>◇16日◇甲子園
新勝利の方程式がいきなり決まった。守護神湯浅が2発を浴びて2軍降格となったショッキングな逆転負けの一夜明け。阪神中継ぎ陣が0封リレーで安心を届けた。
9回を締めたのは今季2度目の抑え復帰となった岩崎優投手(31)だ。簡単に2死を奪い、代打嶺井を力ない二飛に仕留めて試合終了。「よかったです。こういう試合を増やしていきたい」。2年連続2桁10セーブにもクールだった。
8回の岩貞は近藤、柳田、牧原大と左が並んだクリーンアップを3者凡退。「リリーフ陣で一致団結してやっていくしかない。湯浅も見ていると思うので、しっかり気持ちを入れて勝っていきたい」と湯浅の穴は束になって埋める。岡田監督も「最後は岩崎しかいないし、その前の岩貞もね。あのへんは安定している」と、左腕コンビに勝利の方程式を安心して託す。
7回に登場した3番手の加治屋も古巣対決で粘った。7回2死一、二塁のピンチを招いたが、対決を熱望していた今宮を遊ゴロ斬り。「楽しむというところはなく、1発で同点だけはないように。最低限、仕事ができてよかった」とホッと笑顔だ。24試合連続自責0で防御率は0・00。湯浅が抜けても虎には強力ブルペン陣がいる。【三宅ひとみ】
▼岩崎が今季10セーブに到達した。昨季の28セーブに続く2年連続2桁セーブ。阪神ではスアレスの2年連続(20~21年)以来。生え抜き左腕に限ると、山本和行3年(84~86年)田村勤2年(92~93年)に続き3人目。