<日本生命セ・パ交流戦:DeNA2-5ロッテ>◇16日◇横浜
ロッテ益田直也投手(33)が史上10人目の通算200セーブを達成した。3点リードの9回に登板し、3者凡退で節目に到達した。試合後の益田の一問一答は以下の通り。
-200セーブ達成
今日は緊張した。
-周囲の期待もあった
それしかないです。
-あまり「緊張した」と言わない印象
フワフワしましたね。でも、タム(田村)があそこ(8回)で2点タイムリー打ってくれたので。だいぶ楽になりましたし、3点あるので、いらん四球とか、そういうのだけ出さないように。何とかできてよかったなと思います。
-マウンド上で考えることもあった
そんな考えては投げていないですけど、その時、何したらあかんかだけ、頭に入れて。先頭だったら四球だとか、そういうやったあかんことだけを、しないように投げていました。
-ほとんどの登板試合を覚えていると言っていたが
全然覚えていますし、特にそういったところでは変わった部分がなかったので、うまく3人で終われてよかったなと思います。
-思い出が追加された
特に200が、すごいという風には自分では思っていないですし、失敗した試合もたくさんあるので。何とかそれを取り返せるように、まだまだ投げていきたいなという思いしかないですね。
-吉井監督から記念ボードを受け取っていた
監督からは「400セーブいけ」という風に、あの時に言われましたけど。監督も胴上げできるように頑張っているので、まずはそこをできるように。個人よりチームが何とか上に居続けられるように、いいところで投げさせてもらっているので頑張りたいなと思います。
-守護神のやりがいは
節目、節目で、ああいう風にベイスターズファンの方からも拍手をもらえたり、いつもマリーンズファンの方にも拍手をもらえたり。いつも抑えて当たり前ですけど、こういう瞬間にうれしくなりますし、頑張ってきてよかったなと思います。
-この12年間は長かったか、短かったか
うまくいかない長い1年間もありましたし、うまくいく1年間もあって、本当に浮き沈みの激しい12年間だったんじゃないかなと個人的には思いますけど。その中で、こういう風に数字に残ったことができたというのは1つの自信になるし、いいことかなと思います。
-今季、いい結果が続いている要因は
オフからやってきたことがシーズン中にうまくできているというのもありますし、チームの雰囲気も今は上位にいるのでいいですし、みんなが勝ちたいという思いが僕の1人の力じゃないので。打順の組み合わせだったり、いろんなことがあって今日、9回ということになっていると思うので。みんなの頑張りがあってだと思うので、だからこの成績がついてきているのかなと思います。
-今季は勝負どころで真っすぐが増えている。益田にとって今季のストレートはどうか
これがなかったら、なかなか戦えないんじゃないかなと思いますし。今日も変化球はクソみたいなワンバン投げてしまっていたので。ああいうのをなるべく、もうちょっとベース板に落とせるように修正して頑張りたいなと思いますけど。
-9回先頭の京田を見逃し三振に奪ったのは
あれは真っすぐです。真っすぐをちゃんとライン、コースに乗せて投げただけです。思いきりというよりはコントロールを意識して、変化球タイミングだったので。インコース真っすぐは通るかなと思って、コントロールだけ意識して投げました。