村上は頭を抱えてインタビュールームに入ってきた。「話せることないっすよ~(笑い)。出し切ってるっす…」。そりゃそうだよな、と共感してしまった。
先発ローテーションを守り続ける24歳の新星は今、かつてないほど取材を受けまくっている。関西のテレビ番組では村上の特集番組が組まれるほど。甲子園の取材エリアで報道陣からスルーされる可能性は、ほぼゼロに近い。
「テレビカメラを向けられたら頭回らないんですよね。あ~ミスったな…、とか思いながら。巻き戻せないじゃないですか。難しいです」。それでも「注目してもらえる方がうれしいし、放っておかれるよりはいいかな」とも言った。
シーズン完走となれば、投球だけでなくトークも成長しているに違いない。【阪神担当 中野椋】