阪神の「ミスターゼロ」こと才木浩人投手(24)は、0封継続でバウアーに投げ勝つ。25日のDeNAとの3戦目に先発予定。甲子園で調整し「今、DeNAはノってるんで。ゼロに抑えられるように頑張ります」と気合を入れた。
交流戦ではロッテ佐々木朗に投げ勝つなど、3試合21イニングをゼロに抑えて交流戦史上4人目の防御率0・00を達成。再開リーグ戦ではいきなりバウアーと投げ合う。オリックス山下がフォローするなど球界ではバウアーのYouTubeも注目されているが、「全然知りませんでした」と苦笑い。メジャーで一時代を築いた映像も見たことがなく、来日後の映像も「チラっと見たことがあるくらい」。余計な意識は持たず、自分のベストピッチに徹して6勝目をつかみにいく。
ともに最速150キロを超える日米剛腕対決。首位攻防戦となれば球場の盛り上がりは必至だ。それでも「自分のやることをやるだけ」と静かに闘志を燃やす。今季のDeNA戦は2戦1勝1敗、防御率2・03。直近4月16日の対戦では牧に2ランを浴び、1-2で敗れた。「いい打者が多い。しっかり攻めていけるように」。令和の怪物に加えてサイ・ヤング賞右腕にも投げ勝ち、まだまだゼロを並べる意気込みだ。【高垣誠】
◆才木VS佐々木朗 6月4日の甲子園で初めて投げ合った。才木は真っすぐとフォークを主体にロッテ打線を圧倒。101球で3安打に抑えて12三振を奪い、自身初の9回完封を果たした。佐々木朗も6回で10三振を奪い、許した安打は大山に許した適時打1本だけだった。両軍計8安打24三振の投手戦を制した才木はお立ち台で「僕というより、大山さんと(追加点の)梅野さんが打ってくれたおかげです」と感謝した。