交流戦男が首位たたきへ、打線を引っ張っていく! ソフトバンク近藤健介外野手(29)が21日、リーグ戦再開初カードとなる23日からのオリックス3連戦に向け、強い決意をにじませた。
「大事な試合になってくる。交流戦もいい感じで終われたので、その勢いのままやっていきたい」。1ゲーム差で追う相手といきなりの首位決戦。シーズン前半戦のヤマ場でもあり、勝ち越しで一気に首位返り咲きを見据える。
不調の面影はもうない。5月は月間打率2割3分5厘と苦しんだが、交流戦で12球団トップの4割1分3厘、5本塁打、15打点と打ちまくった。通算でも2割8分5厘まで再浮上。この日はペイペイドームの全体練習に参加し、フリー打撃では右へ左へ柵越えを連発。状態の良さを感じさせ、自身も手応えを口にする。「打ち損じ、ファウル、空振りが少なくなった。序盤は打率も上がらなかったが、そこがついてきているのはいいかなと思います」と納得の表情を浮かべる。
復調するきっかけの1つがファーストストライクを仕留められていることだ。リーグ戦では0ストライクからの成績が18打数4安打だったのに対し、交流戦は8打数5安打と明らかな差がある。吉本打撃コーチも「自分の感覚が戻ってきて(近藤)本来の姿になってきた。打線としても大きいですよ」と、改めて絶大な信頼を置く。
23日はエース山本と対戦が予想される。今季3度目の顔合わせで、昨季からチームが5連敗と苦手にする右腕だ。「いいところで1本打ちたい」。山本攻略に近藤のバットは欠かせない。【佐藤究】