<ポニーリーグ・アジアパシフィックゾーンチャンピオンシップ・U-16コルトの部>◇22日◇千葉・ゼットエーボールパーク◇決勝トーナメント3回戦、敗者復活2、3回戦
日本代表が中国第2との全勝対決を制して、7月末のワールドシリーズ出場権獲得に王手をかけた。大会は2敗するまで敗者復活するダブル・エリミネーション方式で行われており、日本は23日のフィリピンとの再戦に勝てば、優勝が決定する。敗れても引き続き行われるフィリピン戦で雪辱すれば優勝となる。
体格の大きな選手の多い中国第2とは接戦も予想されたが、初回から打者13人で9点を奪う猛攻で、主導権を握った。投手陣は今大会初めて失点を許したが、3回に6点、4回に11点を奪ったところで2時間の制限時間を迎え、予選から4連勝となった。
今大会4試合目で初めて1番に起用した古堅優之介(沖縄本部ポニー)が起爆剤だった。初回先頭のセーフティーバント、4回のランニング本塁打を含む5打席全出塁5得点。50メートル6秒3の快足でかき回した。「ランニングホームランは疲れましたけど、抜けたら行こうと決めてました」とにっこり。硬めのグラウンドが多い沖縄で、普段から使っているラバータイプのスパイクが、大会会場の人工芝にもフィットした。
さらに、それまでの1番から9番に回った矢木信乃介(ポニー福岡フェニックス)も4打席全出塁4得点と、打線を途切れさせない。こちらも50メートル6秒2。走塁のスペシャリストとして活躍するソフトバンク周東佑京らに刺激を受けて「足だけでプロでやれている選手がいる。いっぱい走って自分の役割を果たしたい」と全力疾走している。
打線には各チームで主軸を打つ強打者が並ぶ。今大会は大差の試合が多いが、接戦になれば2人の機動力が大きなポイントになる。実際、3-0で辛勝したフィリピン戦の2得点が古堅と矢木で、ともに盗塁が絡んでいた。最後の相手はそのフィリピンに決まった。コルトジャパンのスピードスターが、米国に向かって突っ走る。
【22日の結果】
▽決勝トーナメント3回戦
日本 26-3 中国第2
▽敗者復活2回戦
フィリピン 17-0 オーストラリア
▽同3回戦
フィリピン 4-2 中国第2
【23日の組み合わせ】(ゼットエーボールパーク)
▽決勝トーナメント4回戦
日本(9・00)フィリピン