【ソフトバンク】藤本監督に天敵攻略プランあり 23日オリックス山本由伸に勝てば首位返り咲き

ソフトバンク藤本監督(2023年6月撮影)

先行逃げ切りで難敵攻略へ-。

プロ野球は交流戦を終え、23日にセ、パ両リーグ戦が再開し、2位ソフトバンクは首位オリックスと本拠地で3連戦。初戦の相手は球界のエースで、チームが昨季から5連敗を喫している山本だ。藤本博史監督(59)は「先に点を与えない」「初球攻撃」と攻略プランを掲げた。勝てば2カ月ぶりの首位浮上となる。

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球界屈指の剛腕山本と今季3度目の対決を翌日に控え、ペイペイドームでの全体練習を見守った藤本監督は強い口調で決意を示した。「日本一、二のピッチャーだから。そう簡単に大量点は取れないけど、去年、一昨年と優勝してるオリックスをたたかないと優勝はできない」。交流戦を11勝7敗で終え、2位に浮上。リーグ再開はオリックスと首位攻防の3連戦で、今後のペナント争いを占う上でも大切なカードになる。

リーグ最多6勝、隠れ防御率1位の1・59を誇る難敵攻略へ、指揮官は2つの策を強調した。「うちのピッチャーが先に点を与えないこと」。昨季から5連敗と苦められている山本から点を取るのは至難で、まずは投手陣の踏ん張りに期待。阪神才木が「令和の怪物」ロッテ佐々木朗に投げ勝ったことを引き合いに出し、「阪神の岡田さんも言ってたけど、点をやらなければ(相手エースに)勝つということ。そういう形をつくってほしい」と青写真を描いた。

攻撃陣には「積極的にいってほしい」と初球から振っていく姿勢を求めた。「追い込まれたら手も足も出なくなることもあるし、山本の方が当然有利。作戦は得点圏にランナーを進めて、どんな形でも1点取れるような形をつくっておけば」。前回対戦した5月13日は単打3本に2四球を絡めて1イニングに3点を奪った。小技も駆使して崩しにかかる。

オリックスとは1ゲーム差で、勝てば4月21日以来の首位返り咲きとなる。先行逃げ切りで、天敵山本から1勝をつかみ取る。【佐藤究】

○…ソフトバンクの主砲柳田悠岐外野手も山本攻略に腕をぶした。今季3度の対戦で4打数無安打1打点、2四球と快音は出ておらず「勝てるように」。交流戦は打率2割1分1厘、1本塁打、7打点とやや元気がなかったが、チームは11勝7敗と貯金4つをつくった。「チームが勝てば雰囲気が良くなる。勝つことが一番大事」と力を込めた。

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