【オリックス】森友哉9回裏V弾「お互い助け合ってやっています」女房役の責任感が突き動かした

オリックス対ロッテ 9回裏オリックス無死、サヨナラ本塁打を放った森(中央)を迎えるオリックスナイン(撮影・石井愛子)

オリックスが今季4度目の劇的なサヨナラ勝ちで、5日ぶりの首位に浮上した。

同点に追いつかれた直後の9回裏、森友哉捕手(27)がロッテ守護神益田から12号ソロを右越えに運んだ。プロ10年目の主砲にとって、これが初のサヨナラ本塁打。ロッテ佐々木朗希投手(21)との投げ合いで、力投を続けていた宮城大弥投手(21)にも報いた。

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「気持ちいいですね。やりきった感がすごくありました」。野球人生で初めての経験。森の表情に充実感がにじんだ。1-1で迎えた9回、益田の外角低めの直球を力強く振り抜いた。「おそらく真っすぐが来るだろうなということで、しっかりスイングしようと思いました」。ベースを1周すると、大喜びの仲間たちが待っていた。

先発の宮城が8回まで力投。9回は守護神平野佳がマウンドに上がったが、この日はリードを守り切ることができなかった。「なんとか次の回に、絶対逆転したいという思いがありました」。女房役の責任感が突き動かした。宮城ら後輩投手にアドバイスを惜しまないが、強調するのは共同作業。「バッテリーでひとつの作業をする。お互い助け合ってやっています」と即答した。

今年オリックスに加入し、主軸として欠かせない存在になった。新たなチームにもなじんでいるように見えるが、素顔をのぞかせる。「まだちょっと猫かぶってますよ。まだよそ行きですね。まだ隠してます」。それでも、手荒くウオーターシャワーをかけた福田には「言うといてください、アクエリいっぱいかけてきたんで。ベタついてます」とちゃめっ気たっぷりに笑った。中嶋監督も「しっかり決めてくれた。素晴らしいと思います」と絶賛する仕事ぶり。周囲はもう、その存在感を認めている。【磯綾乃】

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