【広島】秋山翔吾が復活!全3得点に絡み3連勝、首位阪神と4ゲーム差に「最高の仕事」新井監督

広島対DeNA ファンの声援に応える左から秋山、ターリー、菊池(撮影・加藤孝規)

<広島3-2DeNA>◇27日◇マツダスタジアム

カープの一員になった日からちょうど1年。広島秋山翔吾外野手(35)がヒーローになった。初回1死三塁で5試合ぶりの打点を挙げ、6回には4試合ぶりの安打から坂倉将吾捕手(25)の同点打を呼び、8回1死三塁では決勝犠飛。リーグ戦再開後は3戦連続無安打と苦しんだが、この日は全3得点に絡み、3連勝の立役者になった。

8回の勝負機を振り返り、秋山は「あそこで外野フライが上がったのはすごくホッとしましたし、その前でバントを決めた野間の方がよっぽど緊張したと思うので、それに応えないと、どんな状態が悪くてもやらないといけないと思いました」と、先頭で二塁打を放った菊池涼介内野手(33)、犠打を決めた野間峻祥外野手(30)に感謝した。

自身の打撃については、喜びよりもむしろ厳しい表情で振り返った。「1本(安打が)本当に久々に出て、自分の中でこう、勝手に自然と笑顔が出るかなと思いましたけど、あんまりそういう感情にはならなかったということは、自分としてもまたすぐ悪い状態、良い状態が続いてない感じなので、あんまり手応えもないですし。僕自身はあんまり、この1本だけでは喜んではいけないなというのが感情のときに働いたかなと」と、安打が出た安堵(あんど)感はみじんもなかった。

それでも、1人1人の奮闘を勝ちの結果につなげた働きこそ、チームが待ち望んだもの。新井貴浩監督(46)は「あの場面で最高の仕事をしてくれましたね。先頭のキク(菊池)も、何とか塁に出たいというのが伝わって来ましたし、野間もしっかりと送ってくれたし。そこで最高の仕事だったと思います。最高の犠牲フライだったと思います」と声を弾ませた。

1年前のこの日、球団が秋山獲得を発表した。中心選手となって成績と姿勢で引っ張ってきたからこそ、秋山が苦しむときはチームが立ち上がる。一丸のカープが連勝を3に伸ばし、首位阪神と4ゲーム差の位置につけた。

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