左手小指と右膝の負傷で離脱していた日本ハムのドラフト1位矢沢宏太投手(22)が28日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で、負傷後初めてブルペンでの投球練習を行った。捕手を立たせて19球、すべてストレート。あくまで試運転も「立ち投げというか傾斜を使ったキャッチボールみたいな感じ。でも、いい感じで投げられました」と振り返った。
左手小指と右膝の状態は「もう大丈夫。投げたり打ったりは大丈夫です。前は走るところで痛かったんですが、今は普段より走ってるんで」。ボールを受けた柴田ブルペン捕手も「今日は本当に確認の意味合いが強いですが、順調ではないでしょうか」と話した。
今後は状況を見ながら、早ければ7月2日のイースタン・リーグ巨人戦(ジャイアンツ)で打席限定で実戦復帰を予定。状態を確認しながら守備、そして投手との二刀流復帰につなげていく。同18日にはフレッシュオールスター(富山市民)が控える。矢沢は「そこには間に合うのでは」。コンディション次第だが、可能な限り、投打フル回転での準備を見据える。
負傷後、2軍施設の鎌ケ谷での寮生活が約3週間続いた。マイブームは「(映画の)タイタニックです。3回見ました」。24日に地上波テレビで放送されていたのを見てハマり「2週に渡っての放送だったので、待つのがめんどくさいので自分で見ました」。面白かったものは繰り返し見るのが矢沢流。自分の時間をつくりオンオフめりはりをつけ、投打完全復活を目指す。【永野高輔】