<巨人2-1阪神>◇30日◇東京ドーム
巨人が伏兵のサヨナラ弾で、伝統の一戦を制した。プロ6年目の岸田行倫捕手(26)が延長10回2死、右中間へ代打サヨナラ本塁打をたたき込んだ。阪神戦での代打サヨナラ弾は11年高橋由伸以来、12年ぶり。捕手争いで大城卓、小林としのぎを削る“第3の男”にとって通算2本目のアーチは、同学年で27歳の誕生日を迎えた4番岡本和への祝砲にもなった。負ければ貯金消滅の危機だったチームは、今季7試合目のサヨナラ勝利を収め、上位争いに食らい付いた。
▼代打岸田が延長10回にサヨナラ本塁打。巨人選手の代打サヨナラ本塁打は21年3月26日亀井以来15人、17本目。阪神戦で記録したのは56年4月22日樋笠、83年9月14日平田、94年9月17日大久保、02年9月14日川中、11年10月12日高橋由に次いで6人目になる。この試合は阪神近本の先頭打者弾でスタート。先頭打者本塁打で始まりサヨナラ本塁打で終わるのは22年5月25日ヤクルト-日本ハム戦以来でプロ野球30度目。このうち今回のように代打サヨナラ本塁打で決着は85年9月16日日本ハム-南海戦以来、38年ぶり7度目。巨人-阪神戦では真弓の先頭打者弾で始まって9回に代打平田のサヨナラ弾で終わった83年9月14日に次いで2度目だった。