【阪神】ミエセスのハッスルプレーに岡田監督苦笑い 押し出し死球&マルチ安打記録

巨人対阪神 4回表阪神1死満塁、ミエセス(右)は押し出しの死球を受ける。捕手大城(撮影・足立雅史)

<巨人2-2阪神>◇2日◇東京ドーム

ミエちゃんが指揮官を笑顔にした。「6番右翼」で出場した阪神ヨハン・ミエセス外野手(27)が、押し出し死球を含む3打数2安打1打点とハッスルプレーで存在感を見せた。

1点を追う4回1死満塁。先発左腕メンデスに2球で追い込まれた3球目だった。134キロの低め変化球が自身へ向かって鋭く曲がる。必死によけるも左足のつま先に当たる押し出し死球となった。「自分でコントロールできるところではないですけど、1点入ることはいいことだった」。岡田監督はグラウンドに一時うつぶせ状態となった助っ人に苦笑い。その後、自力で一塁へ走って向かった。

バットでも笑顔を呼んだ。2回の第1打席で中前打を放つと、8回には右中間真っ二つの安打で出塁した。深い打球に大きなオーバーランで二塁を狙おうとしたが、返球を見て帰塁。単打となったが、果敢に進塁を狙った助っ人の姿勢に、ここでも指揮官の白い歯がこぼれた。

6月28日中日戦(甲子園)以来、4試合ぶりとなる先発出場。6月7日楽天戦(楽天モバイルパーク)以来、今季3度目となるマルチ安打となった。チームが放った5安打のうち2安打を記録。「毎日やっていくだけ。その中で結果が出てくれたらいいですけど、準備している段階で結果が出る。引き続き準備していきたい」。

陽気な助っ人の全力プレーが、チームの雰囲気をさらに盛り上げる。【波部俊之介】

○…近本が死球の痛みに耐えファインプレーを決めた。同点の7回1死一、三塁。代わったばかりの巨人高梨の146キロが右脇腹付近に直撃した。うずくまりトレーナーが駆け寄るも、そのまま一塁へと向かった。直後の守備では吉川の左中間への打球をフェンスに激突しながら好捕。試合後は死球について多くは語らなかったもののフル出場を果たし、問題なしを強調した。「(死球と好捕は)それは関係ないんで」と、影響を感じさせずにプレーし続けた。

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