<中日5-1広島>◇8日◇バンテリンドーム
中日に6月から加わった新外国人ウンベルト・メヒア投手(26=メッツ3A)が来日初勝利を挙げた。
4回に松山の適時二塁打で1点を失った後は踏ん張り、6回5安打1失点、78球でまとめると、直後に打線が逆転。来日3試合目で、待望のウイニングボールを手にした。
試合は金色の「昇竜ユニホーム」を着用して行われ、メヒアの首元は「外すといい投球ができない」という、メジャー時代から験を担いでつける太いゴールドのネックレスも映えた。「球種は全部良かった。一番良かったのはスライダーとインハイの真っすぐ。打者のタイミングも外せた」。決勝打のビシエドと並んだ初のお立ち台でも笑顔が尽きなかった。
3月のWBCにパナマ代表として出場。1次リーグ敗退後は米国で日本-メキシコを生観戦し、ヤクルト村上の逆転サヨナラ打を目撃した。「(ヤクルト)村上とかはすごかった。ファンとして見ていた選手と対戦できるのは光栄」。先発ローテを守っていけば、いずれ侍ジャパンのスラッガーたちと対戦する機会は訪れる。「どんないい投手でも、日本に来たら、ものすごいレベル高い野球だなと思う。WBCで優勝している」。日本球界へのリスペクトを示しつつ、マッチアップを心待ちにした。
試合直後には立浪和義監督(53)とベンチ前でツーショットの記念撮影。「こうやって勝って写真を撮るのは初めて。自分の思い出のために家に持って帰って飾ります」。初勝利のウイニングボールとともに、来週に来日予定の妻エリアナ・コンフォールトさんに、新たな家宝を自慢する。【伊東大介】