【巨人】菅野智之「場がなごめばと」浅野ズッコケ二塁打も無失点で切り抜けルーキーの頭コツン

巨人対DeNA 巨人菅野(右)は7回表に宮崎の右中間への打球を追って転倒し、二塁打とした浅野の頭をはたいて励ます(撮影・滝沢徹郎)

<巨人6-0DeNA>◇8日◇東京ドーム

ドラ1ルーキーのズッコケ劇に無失点で応えた。巨人菅野智之投手(33)が7回1死から、DeNA宮崎の右中間へ打たれた打球に、デビュー戦の浅野が足を滑らせ二塁打になった。直後、楠本をフルカウントから空振り三振、柴田を二ゴロと、いずれもフォークで仕留め切り抜けた。ベンチでばつが悪そうに「すいません」と頭を下げるルーキーに、頭をコツン。菅野は「場がなごめばいいなと思った」と、大エースらしく大きな心で受け止めた。

2軍調整中、浅野と何度も顔を合わせ、話をする仲だった。初打席でフルスイングする姿に「物おじしていないと思いますし、なかなかああいう場面で迷いがあったらフルスイングできない。そういった意味でスケールの大きさというか、並大抵じゃないなと思いますね」。投手と野手、大卒と高卒で立場は違うが、同じドラフト1位。巨人の中心へと歩み始めたちょうど10年前のルーキーイヤーを思い出した。

浅野劇場クライマックスの7回を抑え、7回6安打無四球の無失点投球。後続に託し無失点リレーで、今季2勝目を挙げた。コントロールがさえ渡り、浅野のデビュー戦が今季本拠地初勝利になった。「僕は彼とはまた違った(即戦力として)活躍しなきゃダメな立場でしたし。でも浅野がすごい選手になったときに、(デビュー戦で)マウンドに立っていたと自慢できるような選手になってほしいなと、勝手ながら思います」。先輩らしく勝利を飾り、強烈なエールを送った。【栗田成芳】

▼菅野が東京ドームで今季初勝利を挙げた。これで東京ドームのDeNA戦は16年7月9日から10連勝となり、他カードを含めて同球場では通算113試合に登板して60勝28敗。東京ドームで通算60勝以上は斎藤雅(巨人)78勝、桑田(巨人)70勝、内海(西武)65勝に次いで4人目。

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