中日立浪和義監督(53)が18日、名古屋市内の中日新聞社で大島宇一郎オーナー(59=中日新聞社社長)に前半戦の報告を行った。34勝48敗2分けで2年連続の最下位で折り返し、「前半終わって、昨年同様、今年も借金14。全て監督の責任。すみませんでしたと伝えた」と明かした。さらに「自分からやめるか(という選択肢もあるが)、自分の場合は(ここまで)やってきて放り出すわけにはいかない」と決意を口にした。今季は3年契約の2年目にあたる。
大島オーナーもコメントを発表し、まずは立浪体制を引き続きサポートする姿勢を明確にした。「2年連続で、最下位で折り返すという結果に、現場の苦労を感じています。故障者の続出、期待していた選手の調子がなかなか向上しないということもあって、厳しいやりくりが続いていますが、立浪監督をはじめチーム全体で、後半巻き返すための要素をしっかり洗い出し、強みを生かしつつ、弱みを克服して、1戦1戦を勝ち切ってもらわなければなりません」。
続けて、昨季より6試合早い36試合目で主催試合の観客数が100万人を突破したことに触れた上で、チームに奮起を求めた。「成績が低迷しているにもかかわらず、連日たくさんのお客さまに観戦いただいています。声援も解禁され、選手を後押ししていただいています。この熱気がため息に変わらないよう、選手には発奮し、勝負どころで負けない、熱い戦いを繰り広げてもらいたいと思います」。
オールスターブレークのあと、後半戦は22日広島戦(マツダスタジアム)でスタートする。立浪監督は「前半戦は守備のミス。取れるアウトが取れなかった。改善するようにしたい。借金、順位のこともあるが、とにかく勝ちに貪欲にやっていけるチームにしないといけない。何か希望が出るような後半戦にしたい」と意欲を燃やした。前半戦の終盤3カード連続で勝ち越した上昇曲線を続けられるかが、最初の指標になりそうだ。【伊東大介】