<都市対抗野球:ヤマハ7-3日本製鉄鹿島>◇18日◇1回戦◇東京ドーム
5年連続44度目出場のヤマハ(浜松市)が日本製鉄鹿島(鹿嶋市)を7-3の逆転で下し、3年ぶりに初戦を突破した。室田信正監督(49)は「ほっとしました」と勝利をかみしめた。
ベテランが試合を決めた。5回に2-2の同点とし、なおも2死満塁。3番指名打者の矢幡勇人(33)が、初球の外角直球を捉えた。「しっかり踏み込んで打てた」。手応え十分の打球はぐんぐん伸び、右翼フェンスを直撃。勝ち越しの3点適時三塁打となった。
粘りに応えた一打だった。直前のプレー。JR東海からの補強選手・2番吉田有輝内野手(26)が放った右前適時打が、相手投手の「ピッチクロック違反」で幻に。それでも、仕切り直しとなった打席で四球を選んでつないだ好機だった。矢幡は「難しい打席で四球を選んでつないでくれた。初球から思い切りいこうと思った」。思いをバットに乗せ、快音を響かせた。
21日の2回戦では、JR東日本東北(仙台市)と対戦。矢幡は「1人1人が役割を果たせるように、しっかり準備をしたい」と気を引き締め、会場を後にした。