天国の横田さん、見てますか? 阪神大山悠輔内野手(28)が逆転弾でチームを勝利に導いた。1-2と1点を追う6回に左翼席へ11号2ランを放った。試合前には18日に亡くなった元阪神外野手の横田慎太郎さんの追悼セレモニーを実施。特別な一戦で勝利を届けた。この日は3番森下、4番大山、5番佐藤輝と今季初めてドラ1トリオのクリーンアップが躍動。首位をがっちりキープした。
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阪神岡田監督が監督通算629勝目の勝利を挙げ、元中日監督の落合氏に並んだ。28歳で亡くなった横田さんの追悼試合。元ロッテ外野手の真之さんとは現役時代から知る間柄。「勝利を届けられてよかった」と話した。負けたらかっこ悪いかと問われ「そういうのはあったしな。やっぱりチームとしてそういうゲームやからな」と、白星への思いは強かった。
試合中に大山をベンチ裏の素振り室で「ホームランを打てる打ち方を教えたんよ」と指導した。1、2打席目で低めのボール球に手を出す姿を見て「ちょっと悪い傾向になりかけていた」と思い立ち「開きが早い感じだったから。後ろで『ちょっと、こうなってるぞ』だけは言った」と、ワンポイントアドバイス。6回の第3打席では逆転11号2ラン、7回の第4打席でも三遊間への適時打と効果てきめんだった。
選手に自らアドバイスはよくするのかと問われ「そんなせえへんよ。そこまで金もろてないわ」と笑い飛ばした。
◆岡田監督VS落合監督 ともに04年から監督として、阪神と中日を率いた。1年目にまず、落合監督の中日にセ・リーグVを許した。2年目の05年に、両球団は激烈な優勝争いを展開。9月7日ナゴヤドームでの伝説の死闘を制した阪神が、勢いを得て優勝を果たした。06年にもV争いしたが、中日に阪神は3・5差の2位。07、08年はともに巨人の優勝を許した。08年のCSファーストステージで中日と戦った岡田監督は、第3戦で敗退。そのオフ辞任した。阪神時代の落合中日との公式戦通算対戦成績は、57勝60敗3分けで勝率4割8分7厘。なおオリックス時代の交流戦中日戦でも顔を合わせたが、2勝6敗と苦戦した。
▼岡田監督が通算勝利を629勝とし、落合博満監督の勝利数に並んだ。ともに04年から監督として、阪神と中日を率いた。岡田監督の阪神時代の落合中日との公式戦通算対戦成績は、57勝60敗3分けで勝率4割8分7厘。なおオリックス時代の交流戦中日戦でも10、11年に顔を合わせたが、2勝6敗と苦戦した。