<阪神8-5巨人>◇26日◇甲子園
阪神岡田監督が自在なタクトで「伝統の一戦」を制し、監督通算630勝で元中日監督の落合氏を超えた。試合後、勝利数について問われると「どうでもええわ(笑い)」と一蹴した。
7回に一挙4点を挙げての逆転勝利の伏線は、2点ビハインドの6回の攻撃にある。2死二塁で左腕大江に対し、木浪に代わって小野寺を代打起用。「向こうも左に代えたからね、おーん、だから勝負かけたんや」と仕掛けた。
小野寺は四球を選び2死一、二塁。ここで巨人原監督が右腕菊地にスイッチすると、岡田監督は投手島本の打席で代打原口を投入した。「右とか関係ない、そこで1点取れるかという回だった」。信じて送り出した代打の切り札が左前適時打で1点差。采配的中で、7回の逆転劇につなげた。
7回に2点適時打を放った小幡も途中出場組。起用が結果に結びつき「昨日より今日の方が楽しかったな」と満足げだ。両チーム合わせて10人の中継ぎ投手が投入されたゲーム展開には「大好きやわ。こっちはコマがおるからな」。原監督との采配勝負を楽しみ、3連勝で首位キープ。一気の巨人戦3連勝を狙う。