<広島4-1ヤクルト>◇27日◇マツダスタジアム
広島が破竹の10連勝で最大9ゲーム差をひっくり返し、4月17日以来の首位に浮上した。
9連勝中、防御率1・38と快進撃を支える先発陣に床田も続いた。5回まで2安打無四球無失点。1点リードの6回は連打からピンチを招いて同点犠飛を打たれるも、2死一塁で迎えた村上は空振り三振に切った。7回を3者凡退に切ると、その裏にチームが勝ち越し。8回1死後、丸山和の打席でアクシデントにより降板となったものの、リーグ最多タイの9勝目を手にした。緊急降板となったターリーが8回をしのぎ、9回は前日危険球退場の栗林が締めた。
床田の好投を引き出した女房役の会沢が、バットでも援護した。5回無死二塁からはヤクルト先発石川の真っすぐを中堅にはじき返して先制点をプレゼント。同点で迎えた7回1死二塁は、追い込まれながらも外角スライダーをバットの先に乗せて中前に落とし、勝ち越しの走者を迎え入れた。
すべて接戦をものにして、11連勝した19年5月25日以来の大型連勝。前日は若手が勝利に貢献し、この日は主軸が勝利の立役者となった。勢いだけではない新井広島が、90試合目にして首位に立った。【前原淳】