【珍プレー】西武栗山巧が三塁前で走塁妨害を認められるも、本塁生還認められず その理由とは?

楽天対西武 5回表西武2死一、二塁、長谷川の左前打での三塁走塁妨害について抗議する松井監督(手前)(撮影・浅見桂子)

<楽天-西武>◇27日◇楽天モバイルパーク

西武が走塁妨害を受けながらも、進塁を認められないという不運に遭った。

5回2死一、二塁、9番長谷川信哉外野手が左前打を放った。フルカウントからスタートを切っていた二塁走者の栗山巧外野手(39)が三塁に向かっていたところ、楽天三塁手のフランコが中継プレーでカットマンに入るため前進。栗山の走路に入って、ぶつかった。このため、栗山は三塁でストップし、本塁へ生還できなかった。

審判団が協議の上で、三塁塁審で責任審判の笠原が「三塁で走塁妨害があった。しかし(妨害がなくても)本塁に到達できなかったと判断した」と場内に説明し、満塁でプレーが再開された。西武松井稼頭央監督が抗議したが、変更はなかった。

その後、2死満塁から1番の西武岸がボテボテの投ゴロを打った。捕球した楽天岸は一塁送球をあきらめて、本塁で三塁走者を封殺。西武は無得点に終わった。

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