<ソフトバンク5-8ロッテ>◇28日◇ペイペイドーム
ソフトバンクの連勝はあっさり止まった。敵地・大阪で首位オリックスに2連勝を飾り、球宴後初の本拠地ペイペイドームでのゲーム。12連敗の長い長いトンネルを抜け、勢いを取り戻した姿を博多っ子ファンに見せたかったが、白星を積み重ねることはできなかった。
プレーボール直後。先発東浜がロッテ打線につかまった。1死から6本の安打など大量5失点。「初回がすべてですね。何やろうね。球が全体的に高かったのはあるけど、(先発は)調整期間があるんやから、その辺はしっかりしてもらいたいですね」。試合後、藤本監督は4回途中7失点と崩れた東浜に注文をつけた。今季5点差をひっくり返したことはない。打線にとっても重いビハインドだったが、2回に2点を返すと3回には近藤が2戦連発となる14号2ランを放って1点差まで詰め寄った。それだけに直後の4回に角中に6号3ランを浴びた2番手椎野にも「(角中は)初球やからね。1球の怖さが分かったんじゃないかな、と思います」と、藤本監督は苦言を忘れなかった。
ジンクスも打破できない。「鷹の祭典」はこれで7連敗。3年ぶりV奪回を目指してエメラルドグリーンに染まったスタンドの盛り上がりとは対照的に勝ち星がつかめない。首位オリックスが敗れたため6ゲーム差は変わらないが、2位ロッテには5連敗で4ゲーム差。振り返れば、4位楽天にも4ゲーム差に迫られた。「連敗なんて考えていません。明日勝ちます。ハイ、さよなら」と不機嫌そうに藤本監督は会見を切り上げた。【佐竹英治】