【阪神】岡田監督、コイ封じに執念「1人1殺」継投「ジグザグやからな」

阪神対広島 広島に勝利しナインを出迎える岡田監督(左から3人目)。中央は岩崎、右へ伊藤将、島本(撮影・加藤哉)

<阪神4-2広島>◇30日◇甲子園

阪神岡田監督が珍しい「1人1殺」継投を見せた。2点差に迫られた8回1死二、三塁、右打者の菊池を迎えると先発伊藤将から右の加治屋にスイッチ。1球で二飛に仕留めると、3番秋山には左の島本を投入。フルカウントからの遊飛に導いた。指揮官は「今日は(広島打線が)ジグザグやからな。もう1殺で。(秋山に)四球でも島本は行ってたよ(4番右打者の)上本でも。(代打で)松山を出したくなかったからね」と意図を明かした。この日は岩貞をベンチから外していた。この6連戦のうち5試合で加治屋、島本を起用。「今調子のいい投手を選択した。今日も」と、信頼して送り出した。

加治屋を出す直前、無死一、二塁から1番小園が犠打で送ったことに「オレなら打たしとったけどな。小園の方が怖かったね」と振り返った。前日29日に3安打で、そのうち2度も同点打を許していただけに、正直な思いだった。

長期ロード23試合のうち14試合をドーム球場で戦う。8月1日からは中日3連戦(バンテリンドーム)。「久しぶりに涼しいところでできるのが一番。ずっと外だったんで、ちょっと選手が楽になるかな。練習を含めて」。20試合屋外球場が続いただけに、プラスとなりそうだ。【石橋隆雄】

阪神加治屋(8回一打同点の場面で菊池を1球で二飛に)「(伊藤)将司の勝ちを何回か消してる試合があったんで、より強い気持ちで(マウンドに)上がりました」

阪神島本(2点リードの8回2死二、三塁で登板し、秋山を遊飛に仕留め)「絶対ゼロで抑えようと思って投げた。最後の球だけちょっと甘かったけど、なんとか(遊撃手が)捕ってくれてよかった」