本拠地6連戦から再出発だ。
敵地での阪神との首位攻防戦を2敗1分けで終えた広島が8月1日から本拠地マツダスタジアムで3位DeNAとの3連戦に臨む。本拠地での勝率は首位阪神の6割5分3厘を上回るリーグトップの6割7分4厘を誇る。得意の地元開催で5カードぶり負け越しの悪い流れを止めて、再浮上のきっかけをつかみたい。
1日3連戦初戦、連敗ストッパーを託されたのは、ここまで6勝4敗、防御率2・42の九里だ。「自分の投球をどれだけできるか。この前もいい投球はしていないですし」。後半戦初登板となった前回7月25日ヤクルト戦は、6回8安打2四球と苦しみながら3失点にまとめた。味方の援護でチームは勝利しただけに、1日は自らの投球で勝利を導きたいところだ。
1週間前のカードと同様に、2日以降は森、床田の両左腕が続く。床田にとってはプロ入り初の2桁勝利に王手をかけて臨む登板となる。「早めに(2桁勝利を)決めたいというのは、正直あります。次の登板で決められたらとは思います。“10勝の壁”みたいなのもあるらしいですね。なかなか勝てなくなったりとか、勝てる試合を落としたり、抑えても勝てないとか。そういうのになる前に(決めたい)」。前回で自己最多9勝をマーク。キャリアハイを更新する節目の白星を目指す。
阪神3連戦に負け越したとはいえ、まだ首位に1ゲーム差。3位DeNAをたたいて再奪首へ。リーグ最多タイの勝利数を誇る床田は「歓声を力に変えていけたら」と本拠地から巻き返しを誓った。【前原淳】