<巨人-ヤクルト>◇3日◇東京ドーム
巨人岡本和真内野手が量産態勢に入った。2回先頭、ヤクルト左腕ピーターズに追い込まれながらも、ボール気味の高め147キロ直球をぶった切った。左翼席中段へ飛び込む25号ソロ。直近2戦3発とし「先頭だったので塁に出ることだけを考えて打席に入りました。最高の結果になり、先制できて良かったです」とバットで存在感を示した。
7月は23打席連続で安打から遠ざかり、打率2割2分1厘ともがいた先に光が見えてきた。前日2日の同戦では1回に逆転の23号2ラン、5回には24号ソロ。亀井打撃コーチらとともにテークバックを見直し、試行錯誤を重ねて調子は上向いてきた。
“弟子”の前で豪快なパワーを見せつけた。3月のWBCで共闘したヤクルト村上からは、リスペクトと親しみを込めて「師匠」と呼ばれる。岡本和も「すごい選手なので、学ぶ部分がたくさんある」と尊敬し合う。直近3年のセ・リーグの本塁打王と打点王を2人で独占し、WBC決勝でもアベックアーチで世界一に導いた。この一打が対ヤクルトで7本塁打目。今季のチーム別最多となる1発を村上の目の前で浴びせ、先制パンチを決めた。【小早川宗一郎】