TKレボリューションで先制点阻止だ。8日西武戦(エスコンフィールド)に先発する日本ハム加藤貴之投手(31)が、いつものルーティンに変革を加えた。
登板へ向けた取材で、先制点を取られている試合が多いが序盤の入りはどうするかと問われた。普段なら冷静沈着なエース左腕は、何事にも動じずに「いつも通り、初回から全力で」と意気込みを話すが、今回はキラーワードを封印した。
加藤貴 そうっすね、本当“そこ”は大事に。自分のリズムも、チームのリズムも崩しちゃっていると思うので“そこ”はしっかり考えながら入りたい。
“そこ”とは相手に先制点を与えること。現状は先発した5試合連続で先に点を失っている。前回登板の1日ロッテ戦(ZOZOマリン)も2回に2点を先制された。チームは逆転勝利したが、試合後に新庄監督は「この流れを本人は変えたいと思って投げているんでしょうけど、なかなか変えられないということは、何かを変えないと変わらないかなぁ」とコメント。何かしらの変革を求めた指揮官に応えるように、取材応対から変化を始めた。
マウンド上でも“変身”を誓う。加藤貴は「気持ちの面を変えることはないですが、いつも通りやったら、また失敗してしまう。しっかり考えながら」と肝に銘じる。6月以降は登板9試合で先制点を与えたのが8試合でチームが勝利したのは前回登板だけ。いつも通りじゃない、変化を恐れない姿勢で壁を打ち破る。