<阪神5-3ヤクルト>◇13日◇京セラドーム大阪
阪神梅野隆太郎捕手(32)が5回に死球を受け、左尺骨骨折で今季の出場が絶望的になった。
5回1死、ヤクルト2番手今野の直球が左手首付近を直撃。その場で倒れ込み、苦悶(くもん)の表情で左手をおさえた。試合中に大阪市内の病院で診断を受け、試合後には岡田彰布監督(65)が「骨折。今年は無理だと思いますよ」と明かした。
梅野は午後10時15分過ぎ、京セラドーム大阪に戻ってきた。その際に岡田監督ともすれ違い、言葉をかわした。荷物を整理し、同11時ごろに取材対応。「チームも優勝争いしているところで、戦線離脱っていうことは個人的にはめちゃくちゃ悔しいし」とコメント。「自分はこれからやれることは治療に専念してやれることをやっていくだけ。あとはチームの1勝の積み重ねでアレっていう目標に向かっていけると思うので、チームを信じてね、自分もやれることをやって努力しながら、チームが勝ちを積み重ねていくのを見届けていきたい」とし、「こういう時しかないので、しっかり、いろんな外から見るものを吸収しながら、そういうトータルでやれることをしっかりやって、チームが優勝するところまで一緒に戦っていきたい」と必死に前を向いた。
◆尺骨 肘から手首まである2本の前腕骨のうち、小指側にある長い管状の骨。21年10月2日にオリックスの吉田正尚(現レッドソックス)が死球を受け骨折。全治2カ月の診断を受けたが、徹底した自己管理で11月10日からのCSファイナルステージに間に合わせた例がある。