【DeNA】バウアー中4日で8回120球実らずも「チームに勢いを、と」しぐさでファンのせた

DeNA対阪神 9回裏DeNA2死一塁、ソトが右飛に倒れ、がっくり引き揚げるバウアー(左から3人目)(撮影・浅見桂子)

<DeNA0-2阪神>◇20日◇横浜

DeNAトレバー・バウアー投手(32)は4度目の中4日で8回120球の熱投も実らず4敗目を喫し、チームも首位阪神に連敗した。2回に木浪の適時二塁打、4回に伊藤将の適時打で失点。「なかなか、最初はどんな狙いで来てるのかを感じきれずに試合が進んでしまった」と9安打中8安打が速球を痛打されるなど、阪神打線のアプローチに苦しみながら2失点と粘った。

試合には敗れたが、「バウアー劇場」がファンのボルテージを上げた。5回2死一塁。ノイジーを見逃し三振に抑え、ベンチに引き揚げる時に、スタンドのファンにさらなる後押しを求めるように両手を上下させながら声を張り上げた。「『チームに勢いを』という気持ちで、ファンの方にも後押ししてもらって、攻撃につながればいいなと」とみなぎる闘志を表現した。

球数、イニングを重ねるごとに盛り上がりも高まった。7回2死二塁では森下を空振り三振で拳を握りながら雄たけび。8回には佐藤輝を空振り三振で力強くグラブをたたき、再びスタンドをあおりながら引き揚げると「バウアーコール」が起こった。「本当に素晴らしい声援を送ってくれた。ベストを尽くしたが、少し足りなかった」と唇をかんだ。

試合後は「バウアー語録」で驚かせた。中4日で120球を投じても「自分の中ではまだまだいけると思った。ボールの動き、スピード、体の状態も良かったので1イニング、3イニング、5イニングでもまだまだいけると感じた」と豪語。「今度は中3日で150球投げるっていうのをぜひやってみたいです」と真顔で話した。【久保賢吾】

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