<楽天3-2ソフトバンク>◇25日◇楽天生命パーク
ソフトバンクが「鬼門」と言える杜(もり)の都・仙台で、またしても屈辱的な黒星を喫した。2-2で迎えた延長10回裏1死一、二塁。5番手甲斐野が楽天辰巳に左翼越えのサヨナラ二塁打を許した。前夜24日のロッテ戦(ZOZOマリン)に続いて2戦連続の逆転負け。首位オリックスの背中は13ゲーム差まで遠のき、4位楽天には4ゲーム差まで迫られた。CS死守が現実路線となってきた。
「詰めが甘かった。見えないミスも多かった」。試合後の藤本監督は2点をリードしながら追加点を奪いきれなかった攻撃面を反省した。先発は18日の西武戦(ペイペイドーム)でノーヒットノーランを達成した石川だった。3回まで自慢のパワーカーブを軸に4三振を奪うなどパーフェクト投球。6回まで楽天打線を無得点に封じた。だが、7回1死二、三塁から犠飛で1点を失い降板すると、2番手の藤井が三塁周東のまさかの落球(記録は失策)で同点とされた。指揮官は「(周東の)ミスはつきものやから」と冷静に振り返り、痛恨の適時失策を責めなかった。
試合前の練習中、藤本監督は外野で投手陣を集め、残り35試合のフル回転を指示していた。宣言通り、8回に松本裕、9回にオスナをつぎ込み、10回は3連投となる甲斐野をマウンドに送った。それでも接戦に敗れた。「今日から3連投は解禁しているのでね。そこはみんなで話し合っているから。切り替えて行きましょう」。敵地仙台では4連敗…。何とか負の流れを断ち切らなければ、Bクラス転落の危機に直面してしまう。【佐竹英治】
▽ソフトバンク甲斐(5回2死三塁で左前適時打)「打ったのは真っすぐ。絶対に追加点をと集中しました。効果的な追加点を取ることができて良かったです」
▽ソフトバンク三森(3回2死二塁で先制の適時二塁打)「打ったのはカーブ。先制のチャンスを絶対に生かそうという気持ちだけでした。追い込まれてから何とか食らいついて打つことができました」