【日本ハム】清宮幸太郎2年連続10発「もうちょい欲出せば良かったかな」サイクルは逃し苦笑い

西武対日本ハム 10号本塁打を放ち笑顔でポーズを決める日本ハム清宮(撮影・鈴木正人)

<西武3-4日本ハム>27日◇ベルーナドーム

やっぱり「3番清宮」は最強だった。日本ハム清宮幸太郎内野手(24)が、自身初の2年連続2桁本塁打に到達した。

1回に苦手にしていた西武与座から先制の10号ソロを放つなど、4打数3安打2打点と大暴れ。三塁打が出ればサイクル安打達成だったが、最後は一ゴロに倒れた。惜しくも快挙は逃したが、8月最後の日曜日で主役になった。

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敵地を埋めた約2万3000人が、強烈な1発にどよめいた。1回2死走者なし。日本ハムの「3番清宮」が、いきなり花火を打ち上げた。フルカウントからの6球目。これまで8打数1安打と苦戦していた西武与座の甘く入った直球を逃さず、右中間席へ先制の10号ソロ。「今までの対戦がありながらの今日。うまく最初の打席に生かせた」と、苦い経験を糧にした。高卒6年目で自身初の2年連続2桁本塁打到達に「特に気にしていたわけではないですけど、打たなきゃいけない数字だとは思っていたので、打てて良かったです」と笑みを浮かべた。

勢いづいた打撃は止まらない。5回の第3打席では代わった豆田から左翼線へ二塁打、1点を勝ち越した直後の6回は左腕佐藤隼の148キロをたたいてリードを広げる中前適時打。三塁打が出ればサイクル安打達成だったが、8回の最終打席は一ゴロに倒れた。「(6回に)シングルを打った時から(サイクル安打への意識は)ありました。打席の中では、そんなになかったんですけど…。いつも通り(打席に)入れたので、もうちょい欲を出せば良かったかなと思いますけど」と苦笑い。最後の打席は「右中間くらい抜けてくれたらと思いました。まあ、そんなうまくいくわけない」と、逃した快挙を惜しんだ。

早実(東京)時代から、その打撃で注目を浴び続けた。17年ドラフト会議では高校生最多に並ぶ7球団が競合したアーチストが、苦しみながら到達した2年連続2桁本塁打。10本塁打中、観客の多い週末の土日に8本塁打を打つあたりが、スター性抜群の清宮らしい。チームも7月15日以来の最下位脱出となり「僕たち、こんなもんじゃない。もっともっと目指すべき所があるので」。チームの成長と一緒に、大打者への階段を駆け上がる。

▽日本ハム新庄監督(8月の月間勝ち越し決定で5位再浮上)「まあまあ徐々に上を目指していって。上位のチームはたぶん、今のファイターズはやりづらくて、めちゃくちゃ嫌なチームだと思う」

▽日本ハム上原(6回2失点の粘投で3勝目)「結果を残し続けなければ残れない立場なので。鈴木や北山や根本とか、僕がコケたらスッと入ってくる投手がいっぱいいる」

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