【日本ハム】4番万波中正「敗戦の責任」背負う 初回好機で見逃し三振「手が出なかった…」

ロッテ対日本ハム 1回表日本ハム1死一、二塁、見逃し三振に倒れる万波(撮影・横山健太)

<ロッテ6-0日本ハム>◇29日◇ZOZOマリン

日本ハムが今季13度目の完封負けを喫した。1回1死一、二塁で4番万波中正外野手(23)が見逃し三振。最初のチャンスを逃した打線は2回以降もロッテ小島を捉えられず、沈黙を続けた。ZOZOマリン特有の強風に対応しきれなかった守備も失点につながるなど、投打がかみあわずに完敗。CS圏の3位ソフトバンクとは7ゲーム差に広がった。

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4番を任された万波は潔く、敗戦の責任を背負っていた。1回1死一、二塁。ロッテ小島がカウント2-2から投じた内角低めの148キロ直球を見逃して三振した。狙い球と違ったのか、という問いに「まあ、そうっすね…てか、手が出なかった…という感じです」。その後の相手左腕は8回まで無失点の快投。万波も無安打に終わった。打ち崩すのが難しいほど、リズムに乗られてしまったように見えたが、万波は「いや、僕の打ち損じじゃないですか」と言い切った。

守備でも悔しさが残った。左翼から本塁方向へ平均7~8メートルの強風が吹き続けたZOZOマリン。強風が球場の壁に当たって跳ね返ることで、右中間方向のライナーは伸びると言われている。右翼を守った万波にホップするような打球が襲ったのは2度。7回はポランコ、8回は岡。右中間への打球を一直線に追ったが、2度とも頭を越された。

新庄監督は失点につながった8回のプレーについて「あの岡君の打球を、万波君が自分の判断ミスで捕れなかったと思うか。ライナー性の打球は伸びるので、真っすぐではなく、こう(膨らみながら落下点へ)入っていくことを分かっていないと、また同じプレーになる。球場に合わせての打球判断が、こういう風の時に負け試合につながっていく」と、あえて言及した。

もちろん万波も承知しているだけに「反省したい」と素直に受け止めた。シーズンは残り26試合。やり返すチャンスは、まだある。【木下大輔】