<イースタン・リーグ:日本ハム0-6楽天>◇1日◇鎌スタ
日本ハムドラフト4位の安西叶翔投手(18)が公式戦初登板を果たした。
6回から3番手でマウンドに上がり、先頭の楽天正随を二ゴロ、渡辺佳から135キロフォークで空振り三振を奪い、テンポ良く2死を取った。しかし、その後に連続四球を与えると、2死一、二塁から代打永田に中前適時打を浴びて1失点。その後は入江を中飛に打ち取って、1回1失点で初登板を終えた。
最速145キロをマークした高卒右腕は「まずは投げられたことがうれしいです」と笑顔を見せ、「2アウトまでは良い形で投げられたんですけど、そこからぐらついてしまったので。次はしっかり3人で抑えたいです」と話した。楽天渡辺佳から三振を奪ったフォークについて「フォークの落ち幅っていうのは結構武器になるんじゃないかな。高校の時は今ほど落ちていなかった。決め球として決められるように練習したい」と収穫を得た。
1月の新人合同自主トレで腰を痛め、リハビリと体力強化を重ねてきた。「ゆっくりでいいから、焦らずに治してくれ」と首脳陣に見守られ、痛みがなくなってからキャッチボールやピッチングを行った。リハビリ期間は「できることをまずやった。合同自主トレに比べて5キロくらい増えた」と体作りに熱を注いだ。
8月20日に青学大とのプロアマ交流戦で実戦初登板を果たし、段階を踏んでこの日を迎えた。木田2軍監督は「今日に関しては公式戦投げるところまで来て、アウトも取れたって言うところで十分ですよね。来年こそは定期的にゲームで投げて欲しいから、それができるように今年頑張ってくれれば」と話した。
「もう腰は大丈夫です」と笑顔を見せる18歳が、プロ野球選手としての1歩を歩み出した。